井戸を掘る・使用目的に応じ、さまざまなタイプをご提案いたします。


地下水が自然に湧き出て貯まっている湧水池です。

帯水層
井戸に産出することのできる、透水性の良い流動を持った層です。地下水開発では帯水層の性状を知ることが重要です。

濁度
水の中に粘土などの粒子が混入した場合濁りとなって現れます。みそ汁の色は濁度、お茶の色は色度です。

色度
純粋な水は無色透明です。地下水には多くの成分がとけ込み化学性質により様々な色を発します。
代表は鉄分の赤茶色、化石から溶け出した腐植(フミン)による黄茶色が有ります。

ケーシング
掘さくした井戸の内側に設ける管です。
ケーシング材は塩ビ管、ガス管、ステンレス管、に代表されます。

スクリ−ン
地層から地下水を取水するためにケーシング管を加工した装置です。
管種により構造が異なりますが、丸穴を開け表面に網を巻くのと、線を巻き付けるのに代表されます。丸穴サランネット捲きは塩ビ管、丸穴捲き線型は鋼管に使用します。スリット型は管に溝を入れるスクリーンで、地層粒径の大きなレキ層などに使用されます。

充填砂利
地下水を採取する地層とケーシングの間隙に充填する砂利をいいます。
砂利の粒径は採取する地層粒径の4〜5倍とします。
砂利は自然界の砂利を選別したもので、粒径により区分されます。
使用する砂利の区分は、洗砂利(6〜9mm)・2号硅砂(1.5〜3.5mm)・3号硅砂(0.8〜1.5mm)が有ります。

揚水試験
地下水を揚水して水量と水位の変化を計測する試験です。
揚水量を複数に分けその水位変化を測定するのが段階試験です。段階試験は4〜5段階に水量を刻み水位を測定します。
水量と水位降下量は一定の傾きで相関しますが、ある点を持って水位勾配が大きくなります。
変化した点を限界揚水量といい、揚水量はその点を超えないための指標とします。
連続揚水試験は一定の揚水量を1日揚水して水位の変化を計測します。
計測した結果をグラフ化して解析すると帯水層の透水係数等水理常数が求められます。

適正揚水量
地下水を長期間に亘り揚水するためには適正揚水量を超えないようにします。
適正揚水量は段階試験で得られた限界揚水量の8〜9割としてます。
ポンプの仕様は適正揚水量を考慮して選びます。

孔内検層
掘さく孔を利用して計測する物理探査で、井戸の場合は電気検層を用います。
電気検層は電流を流し地層の抵抗値を測定します。
地層の抵抗値から地下水の流れが良い(帯水層)層を調べます。
抵抗値は粘土質層は小さく砂、レキと大きな値を示します。
大きな値を示す範囲を帯水層と判定して、スクリーンを設置する深度とします。
花崗岩など硬質岩の場合、レキ層より大きな値を示すため注意を要します。

柱状図
井戸の場合はさく井柱状図で表します。
観察した地層を深度毎に記録する他、井戸に関する情報を記録します。
施工概要、ケーシングプログラム、ポンプ位置、水位、水量などの状況をまとめます。
さく井柱状図は井戸の基本を成す重要なカルテです。
井戸ライフは竣工後さく井柱状図をお客様に提出致します。



このページの先頭へ